みんな違って、みんないい!
研究のご説明
「伝え方ラボ」の効果を評価する研究
伝え方・受けとめ方で
大人の自己肯定感を高めよう!
研究責任者: 稲場真由美(伝え方ラボ開発者)
研究管理者: 齋藤宏暢(薬学博士)
解析責任者: 榎屋友幸 博士(医学)
はじめに
黒部発、世界へ
・
信頼・安心の
エビデンス取得にむけて
ご協力をお願いします!
この度、私たちは関西・大阪万博の「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジに登録し、「伝え方・受けとめ方で、親と子の自己肯定感をはぐくむ」をテーマに、アプリ「伝え方ラボ」の効果を評価する研究を行っています。今回は、男女共同参画事業の一環で開催するセミナー参加者を対象に研究を行います。
本研究への参加・不参加に関しては、ご自身の自由意志で決定していただくものであり、参加されなくても何ら不利益を被ることはありません。
本研究にご協力いただくことで、自己肯定感向上に対する新たな知見を得ることができます。大きく変化する現代社会で「生きる力」ともいわれる自己肯定感をはぐくむ手法の効果検証を目指し、その結果としてすべての人が自己肯定感を高め、笑顔で過ごせる社会の貢献したいと願っております。
ぜひ最後までお読みいただき、研究にご参加いただけますと幸いです。
研究責任者|伝え方ラボ・開発者
稲場真由美
研究ご協力者 2つの特典
①定価13,200円(税込み)で販売している検定講座を無償提供
性格統計学をもとにした具体的な伝え方・受けとめ方が学べる
本研究への参加特典として、研究対象となるセミナー終了後、通常13,200円(税込み)で販売されている教材を無償提供いたします。本教材は、性格統計学をもとにコミュニケーション力向上を促すための実践的な内容となっており、セミナーで学んだ内容をベースに実践的なコミュニケーションスキルの習得が可能となります。
- JLCA.伝え方コミュニケーション検定初級講座
・視聴期限は2023年8月31日
・期間中は動画コンテンツの視聴が何回でも可能です。
②履歴書に書ける資格がとれる
- ウェブ上の検定試験を受験できます。
- 合格者は認定団体JLCAに初級合格者として登録されます。
- 合格証書(PDF)は、合格証申請時に登録したメールアドレスに届きます。
- コミュニケーションスキルの資格として履歴書に記載できます。
1.研究の背景と目的
背景
大人の自己肯定感の低下
近年、子どもの自己肯定感の低下が社会問題として認識され始めていますが、大人や社会人の間でも「私は自己肯定感が低い」と感じている人が増えているようです。しかし、その改善策は一般論が多く、それぞれの大人の生活環境や職場環境に合った「具体的で誰もが簡単に実践できる方法」がありませんでした。
自己肯定感を高める具体策
本研究の研究責任者は、人間の性格を2軸4タイプに分け、性格タイプの違いによるコミュニケーションギャップのリスクと、その改善策を体系化した新たな理論、「性格統計学」を考案しました。さらに、その性格統計学を活用し、「自己認識・他者理解・行動変容による成功体験をほぼ同時期に行うことで、自己肯定感は短期間に改善できる」という仮説をたてました。すでに多くの人が実践し、効果が実証されています。
性格統計学の実績
研究責任者は、これまで性格統計学に関する書籍を3冊出版しています。
文部科学省 調査研究事業の採択実績
また、平成28年度 文部科学省調査研究事業に採択され、黒部市教育委員会と連携して、市内小中学3校の教員を対象に研修を行い、91%の教員から「子どもたちとのかかわり方を振り返るきっかけになった」、77%の教員から「教育現場で役に立った」という評価を得ています。
日本ライフコミュニケーション協会(平成28年度 総合的な教師力向上のための調査研究事業)
性格統計学の課題
性格統計学はシンプルでわかりやすい反面、実践に際しては、性格タイプの正しい診断が必要であること、相手のタイプに合わせた「伝え方」や「受けとめ方」を覚えて使い分ける必要があることなどの課題がありました。
伝え方ラボの誕生
それらの課題を解決するツールとして、「伝え方ラボ」は誕生しました。
研究責任者が体系化した「性格統計学」の理論を、PC、スマホ、タブレットなどのデバイスを選ばず、いつでも、どこからでも簡単に使えるクラウドアプリです。具体的な機能としては、性格タイプ診断、コミュニケーションアドバイス、動画コンテンツを搭載しています。
利用者・受講生からのお喜びの声
これまで多くの方々から、「伝え方ラボ」や「性格統計学」の活用において、喜びの声をいただいています。自分自身を知ることや、他人とのコミュニケーションギャップが起きたときの対処法を実践することで、効果を実感されています。以下の動画で、その効果をご覧いただけます。
複数のメディア実績
「伝え方ラボ」は革新的なツールのため、NHKニュース「おはよう日本」やフジテレビ情報番組「ノンストップ!」などで複数回取り上げていただき、全国から大きな反響をいただきました。
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ビジネスモデル特許取得(特許6132378号)
「伝え方ラボ」のシステムは、ビジネスモデル特許を取得しています。
ビジネスモデル特許の取得には、新規性、革新性、産業上の利用の可能性の3条件を満たす必要があります。つまり「伝え方ラボ」のアイデアやモデルが新規であり、他に類を見ない革新的なアイデアであることを証明します。さらに、他にはないサービスを実現できる可能性を秘めています。
エビデンス取得の必要性
このように多くの実績がありながら、これまで「伝え方ラボ」の効果を科学的に検証してきませんでした。エビデンス取得に関する専門的なノウハウや知識がなかったためです。
エビデンスは、科学的な研究や結果が信頼できるものであることを示すものであり、科学的な研究や結果が信頼できるものであることを示すものです。エビデンスがあることで、その研究が一貫性と再現性を持ち、信頼できるものであることを示すことができます。エビデンスが存在しない場合、その研究や結果が信頼できるものであると主張することは難しくなります。
「伝え方ラボ」にエビデンスが必要な理由は、その効果を確認し、信頼性と有効性を証明するためです。
専門家のサポート
この度、臨床研究やデータ解析について経験豊富な専門家との出会いがあり、研究チームをつくり、「伝え方ラボ」エビデンス取得に向けて、大きな一歩を踏み出すことができました。
今後、ますますコミュニケーションの重要性が高まる中、今回、皆さまのご協力を得て、本研究を実施させていただきたいと考えております。
目的
本研究の目的は、自己肯定感の向上と対人関係の円滑化を目指すコミュニケーション支援ツール「伝え方ラボ」を活用した実践型セミナー(ワークショップを含む)を展開し、その成果を検証することです。本研究を通じて、参加者の自己肯定感の向上と対人ストレスの軽減効果を科学的に立証し、個々の自己肯定感を高める手法として定着させることを目指します。
2.研究の評価
主に、以下の項目から得られたデータを解析します。
記入式のアンケート用紙を用意し、回収後オンラインフォームを使用して集計します。
①参加者の背景情報
参加者の背景情報として、以下の情報を事前アンケートにご入力いただきます。
◎ご本人・・・氏名、性別、年齢
なお、参加特典付与のため記名式としておりますが、解析時には匿名化します。
②参加者のアンケート回答
アンケートは、セミナー前後で行います。設問は18項目。
18項目は「①全く当てはまらない、②当てはまらない、③どちらともいえない、④当てはまる、⑤非常に当てはまる」のいずれかで回答いただきます。
2回目アンケートで、1項目追加します。
③「伝え方ラボ」で診断した参加者の性格タイプ
個人別に発行されたアカウントで「伝え方ラボ」にログインし、性格タイプを診断していただきます。
具体的には下記の4タイプがあります。
【4タイプ】
ロジカル:自分を優先する、目標や計画を立てて進めたいタイプ
ビジョン:自分を優先する、臨機応変に進めたいタイプ
ピース・プランニング:相手を優先する、目標や計画を立てて進めたいタイプ
ピース・フレキシブル:相手を優先する、臨機応変に進めたいタイプ
3.研究の手順
研究の説明は、本ページを事前に共有し、お読みいただきます。
セミナー当日、同意書をいただいた後に、以下の手順で研究を行います。
①第1回アンケート
セミナー開始前に、記入式の第1回アンケート用紙を配布します。
10分間を目安にご記入いただき、回収いたします。
②セミナー受講(約110分)
集合型セミナーをご受講いただきます。
日時:2023年7月22日(土)10:00~12:00
・同意書記入、前後アンケート、
会場:国際文化センターコラーレ(マルチホール)
参加人数:30名
主催:男女共同参画推進員黒部市連絡会
セミナー中に、お持ちのデバイスから「伝え方ラボ」にログインして、性格診断を行います。参加者それぞれの性格診断結果をもとに、ワークショップを行います。
③第2回アンケートの実施
約110分のセミナー受講後に第2回アンケートに回答いただきます。
第2回アンケートに、1問の追加質問を設けます。
アンケートを回収します。
4.研究への参加は自由
本研究への参加は、説明を受けた後、皆様の自由意思でお決めいただきます。また、参加していただいた後に、研究の途中で、参加を取り下げることも可能です。不参加の場合でも、途中で参加を取り下げた場合でも、皆様に不利益が生じないよう、関係者は最善を尽くさせて頂きます。
5.参加者の個人情報保護
本研究で得られたデータや、類似研究との統合データは、学会発表や書籍・論文および統合された論文などで報告する予定です。ただし、参加者のプライバシーは厳守し、個人を特定できる情報は一切使用しません。また、得られたデータは、本研究の目的以外には利用しません。
6.データの保管および廃棄
本研究で得られたデータは、研究計画書の手順に従って、研究書類保管者が鍵付きの保管場所で厳重に保管・管理いたします。保管期間は、この研究が終了した日から5年またはデータの最終公表後3年のいずれかで遅い日までとなります。保管期間が終了した記録やデータは、適切な方法で廃棄いたします。
7.お問い合わせ先
本研究に関して、ご不明な点がございましたら、どうぞお気軽に研究責任者にご連絡ください。
株式会社ジェイ・バン
〒931-8314富山県富山市粟島町1-19-5
TEL: 076-413-5080
研究責任者:
株式会社ジェイ・バン代表取締役 稲場 真由美
8. 参考文献
1.稲場真由美(2021a) たった一言で部下が自分から動くすごい伝え方、WAVE出版
2.稲場真由美(2021b) わが子がやる気になる伝え方~性格3タイプ別の声がけで自己肯定感が高くなる~、小学館クリエイティブ
3.稲場真由美(2019) 人間はたったの4タイプ 仕事の悩みは「性格統計学」ですべて解決する! セブン&アイ出版
4.稲場真由美 相手方の性格・趣向を理解してコミュニケーションをとることを支援する機能を実現させるためのプログラム(特許第6132378号、公開日2017年12月14日)
5.日本ライフコミュニケーション協会(2016) 平成28年度 総合的な教師力向上のための調査研究事業)、文部科学省ウェブサイト
6.Rosenberg, M. (1965) Society and the adolescent self-image. Princeton, NJ: Princeton University Press:
内田知宏、上埜高志(2010) Rosenberg自尊感情尺度の信頼性および妥当性の検討、東北大学大学院教育学研究科研究年報 第58集 第2号 257-266
ご協力いただける方へ
研究にご協力いただける方は、
①セミナー当日、受付で「研究参加」の意思をお伝えください。
②受付で同意書をお渡しします。
署名の上、受付にご提出ください。
③セミナーをご受講いただきます。